この記事では、自己持参の紙を使用して印刷可能な施設について掘り下げていきます。
ネットカフェ、ダイソー、コンビニなど、様々な施設でプリント用紙以外の使用可能性を調査しました。
先に結果をお伝えしますが、自分の用紙での印刷は、専門印刷店を利用するのが最も確実です。
その中でも、「カンプリ」がセルフサービスプリントに最適な施設として挙げられます。
一方、キンコーズのような大型店ではセルフプリントサービスを行っておらず、持込用紙の使用には追加料金がかかる場合があるため、注意が必要です。
ダイソーやコンビニを含む多数の施設では、トラブルを避けるために持込み用紙の印刷を受け付けていないのが通例です。
本記事では、カンプリでのプリント手順や料金体系についても詳しく解説していますので、詳細情報をぜひ確認してください。
ダイソーでの自己持参用紙の使用は不可能です!
ダイソーのコピー機を使う場合、他のコンビニと比較しても1枚5円という低コストが魅力です。
自分の用紙を使用してコピーを試みたいと考える人もいますが、ダイソーでは現在、自己持参の用紙には対応していません。
店舗のスタッフによると、手差し用のトレイが設置されておらず、持参した用紙での印刷は技術的に不可能だとのことです。
そのため、ダイソーでの印刷には、持参用紙の使用を控えることを推奨します。
代わりに、印刷した用紙を別の厚紙に貼り付けるなどの方法も考慮すると良いでしょう。
自己持参の用紙でプリントできる施設の紹介
今回は、自分で持参した用紙を使って印刷が可能な施設に関してご案内します。
実地調査の結果、自己の用紙が利用できる場所は比較的限られています。
たとえば、「キンコーズ」では自己持参の用紙を使うことができますが、これは店舗スタッフのサポートが必要で、持ち込み料金として2200円(税込)が必要です。
一方で、「カンプリ」という施設では、自己持参の用紙でセルフサービス印刷が可能です。
この施設は、多岐にわたる印刷オプションを提供する印刷専門企業によって運営されています。
更に、「秋葉原製作所」というスタジオでは、特に同人誌作者に向けて特殊な紙質での印刷サービスが行われています。
ここでは、特殊な厚紙や封筒への印刷が行える設備が整っています。
以下は、各施設の詳細を一覧表でまとめたものです。
施設名 | 公式サイト | 特徴 | 料金設定 | 注意点 |
---|---|---|---|---|
カンプリ | カンプリ公式サイト | セルフコピー可能 | 1コピー: 6円(税込) | インクジェット専用紙不可、対応サイズ: B5~A3 |
キンコーズ | キンコーズ公式サイト | スタッフ対応型 | 持込手数料: 2,200円(税込) | インクジェット専用紙不可、対応サイズ: ハガキサイズ~A3 |
秋葉原製作所 | 秋葉原製作所公式サイト | 特殊紙印刷可能 | コピー: 11円(税込) | インクジェット専用紙不可、対応サイズ: 90×145mm~330×480mm |
利用を考えている方は、事前にそれぞれの施設の詳細な利用条件を確認することが重要です。
自分の用紙を持ち込んで印刷する際の留意点
持ち込み用紙を用いたセルフ印刷は便利ですが、問題を回避するために覚えておくべき重要なポイントがいくつかあります。
以下、セルフ印刷時に重視すべきポイントを詳しくご紹介します。
レーザープリンターでのインクジェット紙の禁止
多くのオフィスや公共の印刷施設で主流のレーザープリンターは、インクジェットプリンターとは異なり、高温でトナーを紙に定着させます。
インクジェット用紙はこの高熱に耐えられないため、使用すると紙が熔けたりプリンターが故障する恐れがあります。
ただし、特定の小型用紙は例外として許可されることがありますが、基本的にはレーザープリンター向けの紙の使用が推奨されます。
紙詰まりと印刷ミスの可能性
異なる種類の紙を使用すると、紙詰まりや印刷ミスが起こりやすくなります。
特に、紙の厚みがプリンターの設定範囲を超える場合、頻繁に紙詰まりが発生する可能性があります。
印刷ミスによる補償はほとんどないため、プリント前には適合性を確認し、予備の紙を用意しておくことが望ましいです。
対応可能な紙サイズと厚みの確認必須
持ち込む紙での印刷を行う前には、その印刷機が対応する紙のサイズや厚みを事前に確認する必要があります。
ほとんどのプリンターは特定のサイズや厚みに限定されており、それを超えると正常に機能しないことがあります。
詳細はプリンターのマニュアルや公式オンラインリソースで確認してください。
追加の持ち込み手数料について
自己持参の用紙を使用する際、一部の印刷サービスでは特別な手数料が課されることがあります。
特にスタッフによる対応が必要な店舗では、通常の印刷料金に加えて追加料金が発生することが一般的です。
訪問前に料金体系を店舗のサイトで確認するか、直接問い合わせを行うことが重要です。
店舗スタッフとの事前の確認
特殊な紙質や加工が施された紙を使用する場合、プリンターの故障を避けるためにも、事前に店舗スタッフに確認を取ることが重要です。
誤った紙を使用してしまうと、プリンターの修理費用が発生する可能性があります。
プリント予定の紙種について、事前に相談し、指示を仰ぐことをお勧めします。
コンビニでの持ち込み用紙の使用は制限付きです!
コンビニでの持ち込み用紙の可否を調査した結果、紙詰まりや機械の故障を防ぐためにほとんどの店舗で用紙の持ち込みが許可されていないことが分かりました。
ただし、セブンイレブンでは例外的に、日本郵政製のハガキの持ち込みが許可されており、印刷が可能です。
コンビニによって対応可能な紙の種類が異なるため、利用前には確認が必要です。以下のように店舗ごとに違いがあります:
- セブンイレブン:ハガキ、写真用紙
- ファミリーマート:光沢紙、写真用紙
- ローソン:普通紙、光沢紙、写真用紙、シール、ハガキ
特定の紙質が必要な場合は、事前に利用可能な紙の種類を調べておくことが重要です。
自宅でのインクジェットプリンターの導入を考えては?
もしまだプリンターをお持ちでないなら、インクジェットプリンターの購入をお勧めします。
現在市場には1万円未満で購入可能な多機能型プリンターが数多く存在し、高機能を必要としない場合にはこれらの低価格モデルが大変便利です
良質で低価格のプリンターを見つけた場合は、是非検討してみてください。
総括
自分の用紙を持ち込んで印刷できる場所は非常に限られています。
印刷専門店「カンプリ」では、追加の持ち込み手数料なしで自己の用紙を使用して印刷可能です。
しかし、キンコーズのような有名な印刷店では持ち込み手数料が2000円以上となることもあり、コストパフォーマンスが良くないため推奨しません。
ダイソーを含む主要なコンビニでは低コストでコピーは可能ですが、持ち込み用紙には対応していません。
自己の用紙を使用したい場合は、「カンプリ」の利用を検討することが良い選択です。