手軽な価格で何でもそろう100円ショップ。
そこで買える祝儀袋も便利だけど、ネットでは「100円ショップの祝儀袋は非礼かも?」という意見もあるよね。
実際、100円ショップの祝儀袋を使っても大丈夫なのか調べてみました。
調べてみた結果、100円ショップの祝儀袋を使っても基本的には問題ないけれど、シチュエーションによってはちょっと考えた方がいいかもしれません。
- 目上の人への贈り物の時
- 3万円以上のお金を包む時
つまり、場面を考えて100円ショップの祝儀袋を上手に使い分けることが大切です。
今回は、気をつけたいポイントをしっかり解説します。
さらに、セリアやダイソーで見つかるおすすめの祝儀袋の紹介、100円ショップの祝儀袋の上手な書き方についてもまとめてみました。
100円ショップの祝儀袋、使うべきタイミングは?
祝儀袋を選ぶ時、どこで買うか迷うことってありますよね。
そんな時、100円ショップがとても便利です。
いろいろなデザインの祝儀袋がすぐに見つかります。
ただ、「100円ショップで買った祝儀袋って、ちょっと…」という声も聞こえてきます。
実際のところ、100円ショップの祝儀袋って使っても大丈夫なの?
避けたほうがいいのかな?
結論から言うと、100円ショップの祝儀袋は使ってもOKです。
けれど、シチュエーションによっては向かないこともあるんです。
特に、次のような場合は100円ショップの祝儀袋を使うのを避けましょう。
- 尊敬する人へのプレゼントの時
- 3万円以上のお金を包む時
この記事で、100円ショップの祝儀袋を避けたほうがいい具体的な状況について詳しく説明します。
では、100円ショップの祝儀袋を使っても問題ないタイミングについて見ていきましょう。
尊敬する人へは別の選択を
尊敬する人へのプレゼントに、100円ショップの祝儀袋を選ばないほうが賢明です。
確かに、100円ショップは価格を抑えて色々な商品を提供していますが、だからこそ、尊敬する方へのプレゼントにはふさわしくないかもしれません。
「100円ショップで買いました」とはっきり書かれていなくても、その事実が知られてしまうと、「節約しすぎ?」と思われる可能性があります。
大切な人との関係にわだかまりを作ってしまうようなことがないように、尊敬する方への祝儀袋は、100円ショップ以外の選択肢を考えた方がいいでしょう。
高額祝儀の時は100円ショップを避ける?
3万円以上の高額な祝儀を用意する際は、100円ショップの祝儀袋は選ばない方が賢明です。
祝儀袋を選ぶ時は、中に入れる金額と釣り合ったものを選ぶべき。一般的には、3万円までの祝儀なら100円ショップの祝儀袋を使用しても大丈夫です。
しかし、家族や親しい人への3万円以上の祝儀には、100円ショップの品では不適切かもしれません。
贈る金額が高いほど、それに見合った高級感ある祝儀袋を選ぶべきです。
祝儀袋と金額が合っていないと、「配慮が足りない」と感じられるかもしれません。
「多額の祝儀を用意するからこそ、袋は節約したい」という気持ちはわかりますが、3万円以上の場合は100円ショップの祝儀袋は避けた方が無難です。
友人の結婚式、100円ショップの祝儀袋で大丈夫?
友人の結婚式では、「目上の人への贈り物」や「高額な祝儀を贈る」場合以外は、基本的に100円ショップの祝儀袋を選んでも問題ありません。
100円ショップには、デザイン性が高くてかわいい祝儀袋がたくさんあります。
選ぶ楽しさもあり、受け取る人にも喜ばれます。
ただ、贈る相手の性格や式の雰囲気を考慮し、100円ショップの祝儀袋を使うかどうかを判断しましょう。
「これって100円ショップの?」と指摘された時に、もし自分が気まずく感じるなら、選択を見直すのが良いかもしれません。
でも、「そうだよ、かわいいと思って選んだんだよ!」と自信を持って答えられるなら、ぜひ友人に100円ショップの祝儀袋を贈ってみてください。
実際、私も友人の結婚式にはよく100円ショップの祝儀袋を使っています。
見た目も質も、100円ショップとは思えないほど素敵なものが多いんです。
最終的には、贈る気持ちが一番大切。
これらの考え方を参考にして、100円ショップの祝儀袋を使うか決めてみてくださいね。
100円ショップで選ぶ祝儀袋とその活用法!
100円ショップの祝儀袋が非礼だと思われがちですが、適切に使用すれば全く問題ありません。
セリアやダイソーで見つけた、魅力的で品質の良い祝儀袋を紹介します。
私もよく100円ショップの祝儀袋を利用しています。是非、あなたも使ってみてください。
100円ショップで見つけた祝儀袋の活用法は?
これからは、100円ショップで購入した祝儀袋の記入方法を紹介します。
祝儀袋には基本的な書き方が記載されていますが、ここではさらに詳しくご説明します。
この記事を参考にして、一緒に祝儀袋を記入しましょう。
毛筆や筆ペンの準備
祝儀袋の記入には、毛筆か筆ペンが必要です。
ボールペンや万年筆はマナー違反にあたるので注意しましょう。
中袋にボールペンを使用することを許容する意見もありますが、伝統を守る観点から毛筆または筆ペンの使用が推奨されます。
筆や筆ペンは100円ショップでも購入可能です。
私も自宅の筆を使用しましたが、書きにくかったので100円ショップで新しいものを購入すれば良かったと後悔しました。
次回は100円ショップで新しい筆を試してみたいと思います。
中袋の記入
用意した毛筆か筆ペンで、まずは中袋に記入しましょう。
記入する内容は、祝儀の金額、自分の住所、そして自分の名前です。
金額を記入する際には、「金○萬円」と旧字体を使用します。
例えば、「金参萬円」といった形です。中袋の表面には縦書きで大きく記入します。
セリアなどで販売されている祝儀袋には「金」と印刷されているものもあります。
その場合は、金額を追記するだけでOKです。
続いて、住所と名前を記入します。
これらは、自分の情報であり、相手ではありません。
内袋の裏面、左下に縦書きで記入するのが一般的です。
書道を長年習っていても、祝儀袋の記入は難しいと感じることがあります。
失敗を避けるためにも、下書きをすることをお勧めします。
100円ショップの祝儀袋でも、丁寧に記入しましょう。
短冊の記入
次に、短冊に名前を記入します。
短冊は祝儀袋に付属する細長い紙のことで、下部に自分の名前を記入します。
「寿」という文字が上部にある場合、これを名目と言い、名前はこれより少し小さく、はっきりと濃く書きます。
連名で記入する場合は、中央に夫のフルネーム、左側に奥さんと子供の名前を書きますが、短冊のスペースを考えて2名までが理想です。
もし購入した祝儀袋に「寿」が印刷されていない場合は、自分で追記しましょう。
結婚式の場合は「寿」や「壽」、「御結婚御祝」などが一般的です。
祝儀の包み方
すべての記入が終わったら、最後に祝儀を包む方法を紹介します。
新札を用意するのがマナーです。
私はいつも銀行で新札に交換しています。
お札を中袋に入れる際は、人物の肖像が表面に来るようにし、上部を向くようにします。
その後、中袋を祝儀袋に入れる際には、裏面の折り返しが上に来るように注意しましょう。
水引や短冊をつけたら完成です。
時間はかかりますが、心を込めて準備した祝儀は、受け取る人をきっと喜ばせるはずです。
100円ショップで見つけた祝儀袋でも、これらのステップに沿って丁寧に書くことで、十分に心のこもった贈り物となります。
ぜひ試してみてください。
まとめ
100円ショップの祝儀袋を使っても大丈夫な場合がありますが、状況によっては不適切と見なされることもあるので注意が必要です。
特に、目上の方への贈り物や、3万円を超える金額を包む際は、失礼にあたる可能性が高いです。
でも、100円ショップにはデザイン性の高い可愛らしい祝儀袋も多く、親しい友人の結婚式などでは問題なく使えることもあります。
そのため、場面に応じて選ぶことが大切です。
セリアやダイソーなどの100円ショップでは、さまざまなスタイルの祝儀袋が揃っているため、選ぶ際には毛筆や筆ペンを使って、中袋には金額や贈り主の住所、名前を記入し、短冊には贈り主の名前を加えるのを忘れずに。
100円ショップの祝儀袋に関しては、場合によっては不適切との意見もありますが、適したシーンでは心のこもった贈り物となります。
実際に私も、友人の結婚式に向けて選んだ100円ショップの祝儀袋を使う予定です。
心を込めて選んだ祝儀袋で、友人の新たなスタートを祝福しに行きます。