卓球を楽しむ上で欠かせないのが、ラバーの種類についての知識です。
卓球で使われるラバーには、粘着タイプと非粘着タイプの2種類があります。
粘着タイプのラバーは、回転をかけやすい反面、摩耗しやすい特徴があります。
そこで、今回は粘着ラバーの寿命を延ばすための5つのメンテナンス方法をご紹介します。
卓球の粘着ラバー、どうケアする?
粘着タイプ卓球ラバーに関するQ&A
まずは、卓球の粘着ラバーに関するよくある質問に答えていきます。
A: 粘着ラバーは、他のタイプのラバーと同じように、湿らせたタオルや息を吹きかけて拭く程
度であれば、水洗いは問題ありません。
これにより、ほこりや汚れを効果的に取り除くことができます。
A: 粘着ラバーは他のタイプのラバーよりも埃を吸着しやすいため、適切にラバークリーナーを使用することで粘着力を増強できます。
ただし、使用が過剰になると逆に粘着力が低下する恐れがあるため、注意が必要です。
A: 粘着ラバー専用のクリーナーはあり、これには特殊な成分が含まれています。
このクリーナーは油分を乳化し、洗剤を使用せずに汗やほこり、ボールの粉、ゴミなどを効果的に除去することができます。
その結果、粘着ラバーのデリケートな表面を傷つけにくくする特性があります。
卓球で使用する粘着タイプのラバーのメンテナンス方法
プレイ中とプレイ後に息で拭く
粘着タイプのラバーは、回転をかける際に優れていますが、必要以上に回転を増やすことは避けるべきです。
プロの選手たちは、試合中にラケットを息で軽く拭いたり、手でさっとなでたりすること
が一般的です。
これは、粘着力を過剰に高めることなく、適切な回転量を保つために行われます。
実は、卓球では回転量が多すぎるとボールのスピードが落ちてしまうため、適切なバランスを維持することが大切です。
ラバーの表面を保護する
使用後の粘着ラバーには保護フィルムを適用することが推奨されます。
多くの選手がこの方法を採用しています。
製品によっては、初めから粘着保護シートが付属している場合もあります。
例えば、特定のブランドのブルースポンジ搭載ラバーなどがそれに該当します。
粘着ラバーは、他のラバーよりも硬質ですが、使用中にラケットにぶつけたり、床に落としたりすることで表面に傷がつきやすくなります。
そのため、保護フィルムやラバーシートの使用を強く推奨します。
これにより、ラバーの表面を保護し、寿命を延ばすことができます。
しかし、使用中の衝撃や落下により傷がつきやすいため、保護フィルムやラバーシートの使用が推奨されます。
保護フィルムの種類
粘着ラバーには、主に3種類の保護フィルムがあります
- 粘着保護フィルム
- 非粘着保護フィル
- 吸着保護フィルム
それぞれの特徴は以下の通りです。
非粘着保護フィルム:粘着力に影響せず、ラバーの状態を保持します。
吸着保護フィルム:ラバー表面に吸着し、再利用が可能です。
ラバー洗浄の適切な頻度
定期的な洗浄により、粘着ラバーの粘着力を維持できますが、洗浄の頻度が高すぎると粘着
力が低下する可能性があります。
適切な洗浄頻度は、月に1~2回程度が良いでしょう。
粘着力の復活方法
時間が経つにつれて粘着ラバーの粘着力が弱まることがあります。
その場合、専用の粘着剤を使用して粘着力を回復させることができます。
このような粘着剤は、ラケット専門店やオンラインショップで購入できます。
まとめ
今回ご紹介した粘着ラバーのメンテナンス方法を実践することで、ラバーの寿命を延ばし、卓球プレイを最大限に楽しむことができます。
日頃の手入れが、パフォーマンス向上とラバーの持続性に大きく貢献します。
これらの情報が役立つことを願っています。ありがとうございました。