黄砂の影響で洗濯物にトラブル！再洗濯は必要か？

春が来ると、黄砂の問題も一緒にやってきます。

この時期は花粉も多く飛ぶので、多くの人がそれに頭を悩ませています。

外に洗濯物を干すと、黄色い砂が服に付着してなかなか取れなくなることがあります。

さらに、それが原因でアレルギー反応を引き起こすこともあります。

しかし、洗濯物を干した後で黄砂が付いていることに気付いたら、どうしたらいいでしょうか？

今回は以下の点について詳しく説明します

黄砂が洗濯物についたときの対処法

黄砂は花粉よりも細かく、目で確認するのは難しいですが、ある程度たまるとベランダや車が黄色くなるのがわかります。

そのため、黄砂が飛んでいる期間は、洗濯物を室内で干すことをおすすめします。

しかし、バスタオルやシーツなど、室内干しではなかなか乾かないものもありますね。

外に干してしまって、後で黄砂が飛んでいたことを知ったということもあるでしょう。

そんなとき、どのように対応すればよいでしょうか？

ここでは、対策を３つご紹介します！

衣類を叩いて黄砂を除去

黄砂は花粉より細かい砂でできているため、洗濯物をしっかり叩くことでかなりの量の黄砂を落とすことができます。

黄砂がついた洗濯物は、屋内に持ち込む前にしっかりと叩いてから取り込むことが重要です。

掃除機を使う

洗濯物を叩いた後も残る黄砂は、掃除機で吸い取る方法が有効です。

使用する際はヘッドを交換して使いやすくすると良いでしょう。

布団用の掃除機を使用すれば、十分な効果が得られます。

洗濯機で再洗い

叩いたり、掃除機で吸った後は、洗濯機での再洗いが推奨されます。

手で取り除けなかった黄砂も、水の力を利用すればさらに効果的に取り除けます。

少々手間ですが、再洗いによって衣類の奥まで入り込んだ黄砂を除去できます。

また、柔軟剤を使うことで、黄砂や花粉が衣類に付着しにくくなります。

黄砂とは？簡単に解説します

春になるとニュースで頻繁に耳にする「黄砂」という言葉。

聞いたことはあるけれど、その詳細を知らない人も少なくないでしょう。

黄砂とは、主に中国の砂漠地帯から春になると偏西風に乗って日本へと飛来する砂や塵のことです。

この粒子は非常に軽くて小さく、風に乗じて遠方まで運ばれることがあります。

年々その量は増加しており、アレルギーや呼吸器、循環器、皮膚への影響が懸念されています。

また、黄砂は様々な環境問題の悪化にもつながっているとされています。

黄砂が飛散する時期

黄砂は春先に多く見られるというイメージがありますが、実は一年中飛んでいるのです。

とくに3月から5月は飛散が最も多くなります。

これは地表の草木が少なく、乾燥していることが影響しています。

黄砂によるアレルギーのある方や、黄砂の飛散が気になる方は、春に向けてマスクや空気清浄機を使った対策を心掛けましょう。

また、洗濯物についても、ピーク時は室内干しや乾燥機を利用することが推奨されます。

まとめ

この記事では黄砂について詳しく解説しました。

黄砂は気にならない方もいれば、アレルギーを持っていて毎年対策が必要な方もいます。

花粉と時期が重なることも多く、さまざまな困りごとを引き起こす可能性があります。

特に春の黄砂予報は、テレビやインターネットで確認できるので、事前に知って適切な対策を行い、快適に過ごしましょう。