群馬県内にある桐生が岡動物園では、入園料を無料にすることができています。
これは、地域からのふるさと納税やスポンサーシップの支援によるものです。
通常、入園無料の動物園は珍しいため、運営資金がどこから来ているのか気になる人も多いでしょう。
この記事で、桐生が岡動物園が無料である理由をご紹介します。
この動物園は、あまり広すぎずに様々な動物と触れ合うことができるので、小さい子ども連れの家族にとっても楽しい場所です。
加えて、桐生が岡動物園のすぐ隣にある遊園地も無料で入園できるため、1日を通して存分に楽しむことができます。
桐生が岡動物園に興味がある方は、この情報をぜひ参考にしてみてください。
無料で楽しむ桐生が岡動物園、その理由は2つあります
桐生が岡動物園がなぜ入場料無料なのか、大きく2つの理由が挙げられます。
- 地域住民からのふるさと納税を利用していること
- 企業からのネーミングライツスポンサーの支援を受けていること
この動物園には、ライオンやレッサーパンダ、キリンなど100種類以上の動物がおり、運営には餌や人件費など多くの費用がかかります。
それにも関わらず、入園料が無料である理由に興味を持つ方は多いでしょう。
以下で、なぜ桐生が岡動物園が無料で提供されているのかをご説明します。
ふるさと納税による支援
桐生が岡動物園は、群馬県桐生市が運営する公立の動物園で、市民からのふるさと納税により「園内整備事業」に資金が充てられています。
これまでに、強化ガラスを使用したライオン舎や、クモザルが水を避ける習性を利用した開放型の施設など、さまざまな改修工事を行ってきました。
寄付金は、来園者が安全で快適に過ごせるように、施設の改修や案内看板、ベンチ設置などの園内整備に活かされています。
地域のみなさんの支援で運営される桐生が岡動物園は、子どもから大人まで楽しめる場所として、これからも親しまれていくことでしょう。
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企業とのパートナーシップ:ネーミングライツ活用法
訪れた人が最初に目にするのは、桐生が岡動物園のホームページ上部に掲示されている企業のロゴです。
これは、ネーミングライツという名のパートナーシップの一例です。
動物園は、企業が自社の名前や製品名を施設名に冠することで支払われる命名権料というシステムを利用しています。
このような協力関係は、企業にとってブランドの認知度を上げる機会や、地域貢献の姿勢を示す場となり、市と企業の双方に利益をもたらします。
桐生が岡には動物園だけじゃない!遊園地の魅力を紹介
意外なことに、桐生が岡動物園のすぐ隣には、市が管理する公共の遊園地があります。
ここでは、メリーゴーランドや観覧車といったアトラクションを大人200円で楽しめ、2歳未満の子どもは無料で乗ることができます。
レトロな雰囲気を持つこの遊園地は、地域住民に愛されており、桐生が岡動物園と共に人気のお出かけスポットです。
それでも、料金はリーズナブルなので、動物園と遊園地の両方を1日で満喫するのもおすすめです。
こちらでは、桐生が岡遊園地の見どころをいくつかご紹介しましょう。
懐かしい魅力のアトラクション群
桐生が岡遊園地の魅力の一つは、その懐かしさと可愛らしさにあふれるアトラクションです。
人気のミニレールをはじめ、7つの大型アトラクションが設置されており、子どもから大人まで幅広い年代の訪問者が楽しむことができます。
特に、遊園地のアイコンである観覧車は、レトロなデザインが魅力的で、桐生市街を一望することができます。
さらに、天候が良ければ富士山を望むことも可能です。
小型の乗り物も充実しており、パンダやキリンの形をしたものなど、小さなお子様に人気のアトラクションが揃っています。
また、昔ながらのゲームコーナーもあり、大人たちにも楽しんでもらえる空間があります。
四季折々の花々を満喫
桐生が岡遊園地では、園内に植えられた多種多様な植物たちが、訪れる人々に四季折々の景色を提供しています。
群馬県桐生が岡動物園は、な、なんと入場料無料なんだよ!
手作り感満載だけど、キリンさんだってライオンさんだっているんだから。 pic.twitter.com/5aCXnao0vp— シルバーゴットフリーザ (@Whitewhitedevil) March 29, 2023
特に、遊園地は桜の名所としても知られ、約430本のソメイヨシノが訪れる人々を迎えます。
桜が満開になる時期には、様々な露店が出店し、園内はお花見で訪れた人々で賑わいます。
春には、桜の木の下でお弁当を広げ、のんびりと花見を楽しむことが特におすすめです。
桐生が岡動物園への駐車場完備状況とアクセス方法
桐生が岡動物園では、訪れる方々のために無料で使える駐車場を9カ所も設けています。
桐生が岡動物園に行く際、気になるのが駐車場の有無ですよね。この記事では、そんな疑問を解消するためのアクセス方法や基本情報をご紹介します。
自動車を使ったアクセス情報
主要な高速道路から桐生が岡動物園までのアクセスはとても便利で、駐車場も無料で利用可能です。
自動車での訪問を考えている方へ、以下にアクセス方法と駐車場に関する情報をご案内します。
自動車での行き方
太田藪塚ICから約30分(関越自動車道から北関東自動車道経由)
太田桐生ICから約30分(東北自動車道から北関東自動車道経由)
佐野藤岡ICから約50分(東北自動車道経由)
カーナビを設定する際は、「桐生が岡動物園」ではなく、「桐生が岡遊園地」の住所を入れるとスムーズです。
動物園の住所では職員専用エリアに案内される恐れがあるため注意しましょう。
駐車場詳細
周辺には第1から第7までの駐車場、展望台駐車場、臨時駐車場を含む合計9カ所の駐車場があります。
駐車場はすべて無料で使用できますが、休日やイベントの際は混雑が予想されます。
桐生が岡動物園の公式ウェブサイトでは、駐車場の空き状況をリアルタイムで確認できるので、出かける前にチェックすると良いでしょう。
また、桐生市には動物園以外にも見どころがたくさんあるので、車で来たら他のスポットも合わせて楽しんでみてください。
事前に宿泊施設を予約しておけば、より充実した観光が可能です。
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公共交通でのアクセス
桐生が岡動物園へは、近隣の駅から徒歩で約15分から20分程度で到着します。特に、小さな子供を連れた場合は、「MAYU」という名前の低速電動コミュニティバスの利用が便利です。
JR両毛線「桐生駅」から徒歩で約20分
上毛電鉄「西桐生駅」から徒歩で約15分
東武鉄道伊勢崎線・桐生線「新桐生駅」からは車で15分
この無料バスは土日に運行しており、乗車定員は9名です。
道中の不安がある場合や、地元の観光情報を聞きながら移動したい方には、このバスがおすすめです。
桐生駅や西桐生駅から発車しています。
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桐生が岡動物園の基本情報
桐生が岡動物園は入園無料で、年中無休で開園しています。授乳室やおむつ替えスペース、お湯の提供、ベビーカーの無料貸し出しといったサービスが整っているため、小さなお子様連れの家族でも安心して訪れることができます。
入園料:無料
開園時間:9:00〜16:30
休園日:なし(臨時休園を除く)
住所:群馬県桐生市宮本町3-8-13
電話番号:0277-22-4442
まとめ
桐生が岡動物園の無料開放の背景には、地元へのふるさと納税や企業からのネーミングライツスポンサーシップがあります。
これにより、園内の整備や施設の充実に努め、訪れる人々に快適な体験を提供しています。
また、隣接する桐生が岡遊園地と一緒に無料で楽しめるのも大きな魅力です。
小さなお子様連れの訪問には「MAYU」バスの利用をお勧めします。
無料でアクセスできることもあり、多様な動物やアトラクションが楽しめるため、一日中充実した時間を過ごすことができます。